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小1-3年生クラスと幼児クラスも検討中

【理論と実践で、教育をとことん研究】

大学受験が終わってからは数学を学ばずに過ごしてきた私が、2年前から小学生向けの算数教室「算楽塾」を立ち上げることになり、算数•数学教育の本を読み漁っている。

私も変わったな、と思う。

 

理論だけでなく、楽しくワクワクを大切にし、実践にこだわっている。

塾の子どもたちに、そして、私の子どもたちに、より良い学びを準備したいという思いがあるからであり、変われたのは子どもたちのお陰だ。

脳科学や心理学、哲学や言語学に関する教育学にも関心を持ち、どのように算数や数学を理解していくのかを追究しながら、子どもたちと格闘している。

これまでの算数•数学教育の理論や授業実践をチェックしながら、それを繰り返すのではなく、教育学的な見地から、組み立て直そうとしている。

 

脳科学や心理学の成果を取り入れ、より良い教育が可能となるはずである。

安野光雅さんの『まよいみち』では、迷路遊びやあやとりから、ケーニヒスベルクの橋の問題と一筆書きまで紹介されている。

読んでいたら、子どもに横取りされた。

いい機会なので、そのまま後ろに下がり、見ていた。

「迷路を作ってみよう!」と息子が言う。

毛糸を探し、適当な長さに切って渡したが、その毛糸は娘が遊び始めた。息子は段ボールを集め、部屋で立体の迷路を作り始めた。

出来上がったら、入り口には、小児がん支援のための募金箱が設置されていた。

部屋と私の仕事は滅茶滅茶だが、いろいろとヒントをもらった。

算楽塾は、小学四年生以上を対象にしているが、低学年向けにクラスを設けられないか検討したい。息子が、来年度、小学校に入学するので、間に合わせられたら。

新クラスにご興味おありの方、ご連絡ください。

 

※現在は、小学4〜6年生と中学1年生の塾生を募集中です。

今週の算楽塾のオンライン授業では、「メビウスの輪」を体験。

位相幾何学(トポロジー)にもつながるテーマ。

 

私自身は社会科(歴史)の教員だったので、算数•数学は門外漢だ。日本では、いわゆる「文系」というくくりだ。

しかし、だからこそ、業界のしがらみもポジションもなく、素直に学び、楽しい。
 

世界が広がっていくのを実感している。

算楽塾の授業案を講師陣で話し合っているが、数学の世界の魅力に目を輝かせ、楽しんでいる。

 

学ぶ喜びを、塾生たちとも共有できたらと願う。